
「知っている」を超えて、「生きるコーチング」へ
CBLコーチング経営アカデミーの基本コース(ACC資格取得支援講座)の締めくくりとして、C12「コーチング総合」は、理論・技術・在り方の統合を目的とした集大成の講座です。
ここでは、これまでに培った知識を“つなぎ合わせる”のではなく、それらを一つの有機的な「コーチングとしての生き方」に昇華させるプロセスを歩みます。
技術の統合から、Beingの統合へ
C12のテーマは、“技を超える”です。
傾聴・承認・問い・リフレクション――これら一つひとつのスキルを「点」で終わらせず、コーチとしてのBeing(在り方)によって「線」として結びつけていくのがこの講座です。
コーチングとは、技法を駆使して人を導くことではなく、コーチ自身の存在を通して、相手の可能性を映し出すことです。そのために必要なのは、「聴く」「問う」「受けとめる」「信じる」といった行為を、意図的に組み立てるのではなく、自然に流れるように体現することです。
講座では、実践を通して「自分らしいコーチングスタイル」を確立していきます。
「セッションを超えたコーチング」へ
C12では、単に一回のセッションを成功させる技術ではなく、クライアントの人生全体を支援する視座を探求します。コーチングは、対話の中だけで起こるものではなく、その後の日常にどのような変化が生まれるかを見届ける長期的関係性のアートです。
講座では次の3つの観点から、コーチングを俯瞰します。
時間軸の統合
単発のセッションではなく、長期的な成長プロセスを設計する。
関係性の統合
クライアント・スポンサー・組織など、複数の関係者との信頼関係をデザインする。
Beingの統合
状況に左右されないプレゼンスと倫理観を身につけ、どの文脈でもコーチとして在る。
フィードバックとリフレクションの融合
これまで学んだ「フィードバック」「フィードフォワード」「リフレクション」を融合させ、学びを自己成長のサイクルとして内面化していきます。
セッション後のふり返りを通じて、自らの強み・癖・未熟さを見つめ、それらを「改善」ではなく「統合」として扱う――この姿勢こそが、プロフェッショナルの成熟です。
講座内では、「コーチングを受け取ること」から再び「コーチングを提供すること」へと循環するプロセスを体感します。
自分の声で語る「コーチングの哲学」
講座の最後では、「自分にとってのコーチングとは何か」を言葉にします。
「人を信じるとはどういうことか」
「変化を支援するとは何か」
自らの実践と言葉を重ね、コーチングを生きた思想として表現します。
この対話を通じて、単なる資格取得を超え、自らの存在をもって人に影響を与える「プロコーチ」として立ち上がります。
未来へ ― 学びを続ける仲間として
C12「コーチング総合」は、終わりではなく、新しい始まりです。
講座で出会った仲間、共に学び、共にリフレクトした時間が、これからのコーチング人生の支えとなります。
CBLアカデミーでは、この講座修了後も、実践コミュニティや継続研修を通じて学びを深める環境を提供しています。“学び続けるコーチ”こそが、クライアントの成長を最も力強く支える存在だからです。
2026年5月30日に新刊『問いの力』がリリースされました
これまで多くの対話に関わる中で感じてきたことがあります。
「人は『答え』」で変わるのではなく、「問い」によって変わる」。
正しい答えを探し続ける限り、思考は過去の延長に留まります。
しかし、本質的な問いに出会った瞬間、人はまったく違う景色を見始めます。
そのプロセスを言語化したのが、今回の新刊『問いの力』です。
この本が、あなた自身の問いを深めるきっかけになれば嬉しいです。
国際コーチング連盟認定マスターコーチ(MCC)
日本エグゼクティブコーチ協会認定エグゼクティブコーチ
五十嵐 久

