
CBLコーチング経営アカデミー卒業生であり、現在プロフェッショナル・コーチとして活躍中の山本知子さんが、本日の日本経済新聞 朝刊(社会面)で大きく取り上げられました。
その内容は日経オンラインでも掲載され、ミドル・シニア世代のキャリア再創造のロールモデルとして注目を集めています。
本記事では、山本さんがどのように「自分の可能性」と再び出会い、CBLでの学びを経てプロコーチへと進んでいったのかをご紹介します。
日本経済新聞:50代こそインターン 自分のスキルを再発見、第二のキャリア導く
50代後半、キャリアの“転換点”に立つ
山本さんは製薬企業の人事として長く活躍されましたが、定年を目前に「このまま働き続けても燃え尽きてしまうのではないか」という焦りと不安を抱え始めました。
変化の速い社会で、これから自分の力がどれだけ活かせるのか、多くのミドル・シニアが感じる悩みと同じ壁に直面していました。
インターン参加で見えた“本当の価値”
そんなとき参加した地方ベンチャー企業でのインターンシップ。
若い社員たちに対する研修づくりのアドバイスが大いに喜ばれ、「まだ社会の役に立てる」と確かな手応えを感じた山本さん。
その瞬間、自分の経験を「会社内だけの価値」と捉えていた認識が変わり、可能性の扉が再びひらき始めました。
コーチングとの出会い──“こうありたい”という感覚
偶然参加したイベントで、コーチたちが自然に相手を受け入れる姿に触れ、「私もこうなりたい」と強く心が動いたことが、学びの第一歩となりました。
ここから、山本さんの「Beingとしての成長の旅」が始まります。
CBLコーチング経営アカデミーでの学び
アカデミーでの学びを通じて山本さんは、
- これまでのキャリア
- 人事として見てきた葛藤
- 家族との関係で抱えた痛み
- 仕事人としての喜び
- 人の可能性を信じたいという願い
これらをひとつの物語として統合し、コーチとしての自分軸(Being)を確立していきました。
CBLの学びはスキル習得だけでなく、「人生全体を統合し、他者の成長の支援者として立つ」という深い自己探求のプロセスです。
山本さんはこのプロセスに誠実に向き合い、コーチとして不可欠な「自己一致」「受容」「探究心」を育まれていきました。
卒業後──プロコーチとして独立
2024年にCBL認定コーチ試験に合格し、2025年1月に正式に独立。
現在は、
- 中小企業の人事制度・組織開発支援
- 経営層・リーダー向けエグゼクティブコーチング
- 個人向けライフ・キャリア支援
といった幅広い領域で活躍されています。
山本さんが特に大切にしているのは、「しまいかけていた羽を、もう一度広げられるように」人の可能性を信じ、伴走する姿勢です。
卒業生のロールモデルとして
山本さんは、人生の後半戦を「縮小」ではなく「再創造」の時間として選び、コーチとして新しいキャリアを切り拓かれました。
これはまさに、CBLコーチング経営アカデミーが目指す「大人がもう一度、自分の可能性を信じられる社会」の体現そのものです。
“経験・痛み・葛藤・喜び”──そのすべてがコーチとしての力になる。
山本さんの歩みは、今後学びを始める方々にとって大きな励ましとなるでしょう。
最後に
山本さん、このたびの日経掲載、本当におめでとうございます。
アカデミー一同、心より祝福申し上げます。
そして、人生後半のキャリアを再創造したいすべての方へ──
あなたの可能性は、いつからでも開くことができます。
その旅の伴走者として、CBLコーチング経営アカデミーはここにあります。
